2013年6月18日火曜日

養鶏事業近況

養鶏事業は,外から新しく導入したり,ヒヨコが生まれたりで拡大傾向です.
イタチにやられてだいぶ減っていたので.


アローカナ・レグホン交雑種の雛.種卵を導入して孵化させたもの.足が悪いため隔離飼育中.


軍鶏に托卵させた土佐ジロー・ライトブラマバンタムの雛.通称ブラジロー.
もしかしたら手前のブラマが本当の母親かも?

新たに導入された黒烏骨鶏.

コーチン雛.これも外部から導入.

2013/6/18現在

オス
・横斑プリマスロック
・烏骨鶏
・薩摩赤笹
・薩摩髭白笹
・コーチン
・ブラジロー*2

メス
・横斑プリマスロック
・横斑プリマスロックF2
・大王
・ブラジロー*3
・ライトブラマバンタムシルバーダーク*3
・軍鶏

ヒヨコ
・ブラジロー*5
・アローカナ/レグホン
・系統不明
・黒烏骨鶏*5
・コーチン*2

合計31羽.


養兎事業近況

最近ブログ更新できていません.ごめんなさい.


さて,食用兎養殖事業ですが,最近うまくいっていません.

5羽いたウサギもオスメス1羽ずつに減ってしまいました.

オスの突然死が2羽.出産のショックによるメスの死亡が1羽.



産まれた子ウサギたちも,人工保育を試みたものの残念ながら死んでしまいました.


死んだウサギは捌いてスタッフがおいしくいただきました.

死肉を喰らうというのは,なかなか説明できない抵抗感があるものです.しかし勿体ないので食べました.何か少しステップアップ(?)した気がします.

2013年6月2日日曜日

山羊の死

メス山羊のユキですが,5月16日ごろからどうも体調が悪そうにしていました.

5/18ごろには,時々よろけて倒れるようになってしまいました.
これは腰麻痺かもと,滋賀の家畜診療所に電話したところ,やはり腰麻痺の疑いが強いとのこと.

よろよろと餌を食べるユキ.

診療所に向かう車の中でもぐったり.

診療所で腰麻痺の薬を打ってもらったものの体調は回復せず.
さらに食欲もなくなり,立つこともままならなくなっていきました.さらに歯がぐらぐらするなどと言う症状も.獣医の話では,もはやこうなると助かる望みは薄いとのことでした.

5/21日,瞳孔が散大しているのが確認.そのまま死んでしまいました.

ここで我々のすべきことは何か?

そう,「食べること」です.


まだ温かさの残るユキを吊るして放血.

夜でしたが緊急解体を実施.二回目なので順調に作業できました.


内臓を出す.胃はまだ内容物が入っていました.

皮は現在鞣し中.肉は美味しく頂いています.


腰麻痺は,基本的に在来種はかかりにくいとされていて,特に予防策はしていなかったのですが,ユキは感染してしまいました.ユキは顔にスイスマーク(2本の縦の模様)があるので,もしかしたら欧州系のドッケンベルグ種の血が入っていたのかも知れません.
潜伏期間は約40日とのことなので,4月上旬にはすでに感染していたものと思われます.腰麻痺は蚊が媒介する寄生虫性の病気なのですが,一体どこからやってきたのでしょうか?近くに牛やヤギがいるのは農学部の畜舎ですが….


残りのリクとマユヲには,獣医で貰った駆虫薬を塗布して感染予防を実施することにしました.