吉田寮における家畜家禽類の食物連鎖循環
現在吉田寮では上図のような循環系が成立しています.
このサイクルは,系外から穀物と濃厚飼料を与えることだけで回転していることがわかります.
つまり,どうにかして穀物と濃厚飼料を与えることを中止できれば,ノーコストの畜産が成立することになります.
うさぎは,ジャンボウサギ化を諦めて放し飼いにすれば,濃厚飼料を与える必要はなさそうです.
ニワトリは,現在徐々に穀物の給餌を抑えていて,現在は1日米と米ぬかの混合物を一日2合(ニワトリ30羽に対し)ほどしか与えていません.
また,飼料に無料で貰える米糠やオカラを使用すれば,コスト削減が可能です.
しかし,上の図において,冬季は草木及び虫の生産量が激減する為,サイクルが維持できないことが予想されます.つまり,どうしても冬期間は,穀物及び濃厚飼料の投与をしなければなりません.
よって当組合は究極的には,
・夏季は外からの給餌を完全に中止
・冬季はオカラや米糠を中心としたローコストの飼料を給餌
することで,生産物の低価格化を実現したいと考えています.
また,循環サイクルを維持できる家畜家禽類の冬季の飼育数ですが,ヤギについては2頭,ニワトリについては30羽程度でないかと考えます.うさぎについてはまだ越冬していないのでわかりません.
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