2012年5月29日火曜日

育雛箱

吉畜協でヒナを育てている育雛箱を紹介します.


にわとりの雛は,育つのに結構高い気温が必要です.その温度は,生まれて一週間ぐらいは38度と言われています

これは,親鳥の体温と同じなので,親鳥に抱かれていればちゃんと育つのですが,その場合野良猫や他の鶏にいじめられる可能性があります.

そこで吉畜協では,育雛箱に雛を入れて育てています.


といっても簡単な仕組みで,90*60*30センチの木箱に,バイメタル式サーモ,ひよこ電球*3,照明用電球を配置しただけのものです.

照明は,タイマーを使って昼間だけ自動点灯するようにしています.

内部にはエサ箱,水飲み器の他に,湿度維持用の水タンクと草を置いています.

近況

土佐ジロー雑種の雛だいぶ大きくなりました.
成長が速くて,二週間前に生まれたアローカナの雛(黒っぽいやつ)とほとんど同じ大きさに.



山羊のユキは,冬毛が抜けはじめています.



2012年5月13日日曜日

土佐ジロー雑種生まれる

仮親に温めさせていた土佐ジロー雑種が孵化しました.
今回の孵化率は4個中4個の100%.
茶色いかわいいひよこです.




烏骨鶏,アローカナの雛

生まれてから10日目の雛たち.


右の雛が烏骨鶏で,もう手には,烏骨鶏独特のモコモコの羽が生えてきています.

2012年5月8日火曜日

にわとり行方不明

プリマスロックの雛(2か月齢)が一羽行方不明に….二日たっても戻ってきません,猫か何かに襲われたのだろうか?

2012年5月4日金曜日

黄身二個入り卵

今朝シェーバーブラウンが産んだ卵,やけに大きいと思ったら.


黄身が二個入ってた.

2012年5月3日木曜日

食用ウサギ事業開始

吉畜協では,食肉目的のウサギ繁殖事業を開始しました.

ウサギは秋田県で食用に伝統的に飼育されている中仙ジャンボウサギを,空輸してもらいました.ジャンボウサギは,大きくなると8キロ程度まで成長します.


伊丹空港まで,ケージに入れられて飛行機に乗ってきたウサギ.重さは空港で測ってもらったところ,6羽で15キロ.ケージ込の重さなので今は1羽2キロ程度といったところでしょうか.


寮にやってきたウサギ,小屋の中でキャベツや笹を食べています.しかしここで問題発生,前回作ったウサギ小屋は,網目が荒すぎてウサギが脱走してしまうことがわかりました.

そこで翌日さっそく小屋の周りをさらに細かい金網で覆いました.



広い敷地で今のところのんびりとエサを食べています.


うさぎかわいい.




いまだ妊娠せず!

山羊のユキですが,妊娠したと思ったのはどうやら勘違いだったようです.本日発情がやってきました.


メスヤギは発情すると,大きな声で盛んに鳴き,性器から粘液を垂らすのですぐわかります.一般的には21日周期で発情が来るのですが,ユキの場合周期が不安定で困ります.


上の写真,粘液が垂れているのがわかるでしょうか?



ひよこ生まれる

温めていた有精卵が孵化しました.今回,孵卵器による人工孵化と,仮親による自然孵化の両方に挑戦しました.

まず入卵21日目に自然孵化のヒナが誕生.


烏骨鶏のひよこなので,くちばしや足は黒色です.卵が小さいので雛も小さめ.

自然孵化は4個の卵を入卵したのですが,1個は無精卵,2個はまだ孵化の準備ができてないのに,親鳥がつついて殻を割ってしまって死んでしまいました(往々にあることのようです).孵化率は25%でした.



続いて,入卵22日目に人工孵化のヒナが誕生.またまた烏骨鶏のヒナです.


こちらは人工の育雛箱に入れてあります.温度は38度をキープ.
人工孵化は10個入卵して,2個が無精卵,1個が孵化しました.残り7個の内,1個は中止卵,3個からは今日(23日目)現在で觜打ちの音が聞こえているので,近く孵化すると思います.


どうやら,人工孵化の方は設定温度が低すぎたため,孵化が遅れているみたいです(孵化日は入卵からの積算温度で決まるらしい).


水飲み場の蚊対策

ヤギ小屋の水飲み場ですが,この時期問題になるのが蚊の発生.そこで,水飲み場にメダカを放してボウフラを食べさせ,蚊の発生を抑えることにしました.

まず,小屋に雨樋を設置,そこから漏斗に雨水を受け,ホースで水飲み場に水が流れるようにします.


これで,雨が降れば自動的に水飲み場へ水が供給されるので,面倒な水替えをやらずに済みます.メダカにとっても新鮮な水が供給されるので好都合.


こんな感じで,ホースをバケツに引き込みます.底に水浄化用の砂を入れ,水草を浮かべれば完成です.メダカは5匹ほど放しておきました.

作業時間は1時間ほど.これで蚊が減ればいいのですが.


2012年5月1日火曜日

ウサギ小屋建設

新規事業:食用ウサギ養殖のために新たにウサギ小屋を建築.用地は古い自転車置き場の跡地を利用しました.


ウサギは,穴を掘る習性があって,床が土だと穴掘って逃げ出してしまうのですが,ここは最初からコンクリートが打ってあるので脱走対策もOK. しかも木陰で,南側に波板も貼ってあるので,暑さ対策も大丈夫です.

材料は2*4の木材と,鉄筋のワイヤーメッシュ,その他そこらへんに落ちていた廃材を利用しました.


4時間くらいで完成.
柵の中が運動場で,中に寝場所もあります.寝場所はコンクリブロックでかさ上げして,雨水の侵入を防いでいます.

廃材を使ったので,追いコンのお知らせオブジェみたいになってしまいました.