5/18ごろには,時々よろけて倒れるようになってしまいました.
これは腰麻痺かもと,滋賀の家畜診療所に電話したところ,やはり腰麻痺の疑いが強いとのこと.
よろよろと餌を食べるユキ.
診療所に向かう車の中でもぐったり.
診療所で腰麻痺の薬を打ってもらったものの体調は回復せず.
さらに食欲もなくなり,立つこともままならなくなっていきました.さらに歯がぐらぐらするなどと言う症状も.獣医の話では,もはやこうなると助かる望みは薄いとのことでした.
5/21日,瞳孔が散大しているのが確認.そのまま死んでしまいました.
ここで我々のすべきことは何か?
そう,「食べること」です.
まだ温かさの残るユキを吊るして放血.
夜でしたが緊急解体を実施.二回目なので順調に作業できました.
内臓を出す.胃はまだ内容物が入っていました.
皮は現在鞣し中.肉は美味しく頂いています.
腰麻痺は,基本的に在来種はかかりにくいとされていて,特に予防策はしていなかったのですが,ユキは感染してしまいました.ユキは顔にスイスマーク(2本の縦の模様)があるので,もしかしたら欧州系のドッケンベルグ種の血が入っていたのかも知れません.
潜伏期間は約40日とのことなので,4月上旬にはすでに感染していたものと思われます.腰麻痺は蚊が媒介する寄生虫性の病気なのですが,一体どこからやってきたのでしょうか?近くに牛やヤギがいるのは農学部の畜舎ですが….
残りのリクとマユヲには,獣医で貰った駆虫薬を塗布して感染予防を実施することにしました.
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